高齢者見守りセンサーLASHIC(ラシク)で安心できる?
導入した効果と口コミからも検証してみた!

こんにちは。
ヤマカワといいます。
アラフィフのサラリーマン、住まいは都近郊で、家族4人暮らしです。
75歳の母が40分ほど離れた実家で一人暮らししています。

実家に一人暮らしの母が心配

今は元気だけれど、しばらく動けないような怪我をする可能性もあるし、体の具合が悪くて動けなくなることだってあるかもしれません。

万が一の場合を考えると、親には見守りサービスがある高齢者向け住宅などに入居してもらいたいというのが本音です。

ただ、入居には一時費用もかかることだし、親本人がそういうところへの入居をいやがっているので、今はまだその時期ではないと思っています。

娘そこで、今どうしたらいいか娘のユイといっしょに考えてみました。
大学生の娘は理系女子、いわゆるリケジョです。
口も知識も達者で最近ではもう太刀打ちできません。

母(娘にとっては祖母)の家をよく訪ねてくれており、いっしょにショッピングに出かけるほど仲がよく、母の気持ちは私よりよくわかってくれているようで、とても心強い相談相手です。

娘とともに現在の状況と今後のことを考えながら検討した結果、高齢者見守りセンサー LASHIC(ラシク)を使ってみることにしました。

ここではうちの家族が選んだLASHIC(ラシク)について紹介していきますね。

高齢者見守りセンサー LASHIC

>>高齢者見守りセンサーLASHICを見てみる<<

高齢者見守りセンサーLASHIC(ラシク)とは

高齢者見守りセンサー LASHIC
LASHIC(ラシク)は、IoTの技術を利用した高齢者見守りセンサーです。
2019年5月に販売開始とのことで比較的新しい商品ですね。

LASHIC(ラシク)は、親宅に設置したセンサーによって室内の状況(温度、湿度、明るさ、親の動きなど)をモニターしてインターネット経由でユーザーのスマホに表示してくれます。
一定時間、親の動きが感知できないなどの場合にはスマホに通知してくれる機能もあります。

これならいつでも状況を確認できるし、万が一の時の通知機能もあるし、かなり不安が軽減されそうです。

娘「IoT(アイオーティー)とは、Internet of Things の略。
いろいろな機器がインターネット経由でつながって利用できる仕組みのこと。

家庭内では、PCやスマホがインターネットにつながっているのは当たり前だけど、これからはほとんどの家電がインターネットにつながって連携しながら制御できるようになるってことね。

家の外からスマホでお風呂を沸かしたり、録画したり、エアコンをつけたりとかはすでに浸透し始めているけど、そのうちどこの家庭でも当たり前になるよ。」

「そ…そだね…」

我が娘ながらさすがリケジョ…一分の隙もありません。

高齢者見守りセンサーLASHIC(ラシク)の特徴

LASHIC(ラシク)の販売元のインフィック株式会社は、介護事業所の運営をメインの事業としている会社で、この商品は介護現場のニーズから生まれたとのことです。

他の高齢者見守りセンサーのように警備会社や電気メーカーによって開発された製品ではなく、介護事業を手掛ける会社が介護現場で活用するために開発したというのがLASHIC最大の特徴です。

介護事業を手掛ける会社が開発したメリットは?

高齢者介護施設

自社(グループ会社)の介護施設の入居者の安心と業務改善のために開発し、介護施設への導入後は介護現場の要望や意見をくみとって改善した点もあると思います。
例えば、新たな警報機能を追加したり、アプリの管理画面をより見やすくしたりするなど。

そんな要望をすぐに反映できるのも介護事業を手掛ける会社の自社開発のメリットですね。
製品を開発した会社とユーザーの会社が違う場合は契約や費用上の問題もあるのでなかなか対応できない場合もあるかと思います。

このような介護現場におけるノウハウが一人暮らしの高齢者を見守る本製品LASHICにも生かされているのではないでしょうか。

詳しくは「異常を感知した時の通知機能」の項で説明していますが、熱中症アラート、カビ・ダニアラート、見守り対象の異常行動感知などは他の高齢者見守りセンサーにはない独自の機能です。

肝心の費用面は?

LASHICは初期費用の他に利用期間中の運用費用がかかります。

・初期費用:19,800円
・運用費用:年払いで980円/月、月払いだと1200円/月

買い切り購入で運用費用不要のセンサーもあり、長く使えば買い切りの方が安くなるとは思いますが、運用費用を払うサービスはサポートも期待できるのではないでしょうか。
もしかしたらサポートが重要かもしれないので、やはり少しでも安心できるサービスの方がいいように思います。

同じような他のサービスと比較して、初期費用はやや高いものの、運用費用が安いため、1年以上使い続ければ負担感は最も少ないようです。

娘「まだ新しい商品だけど、介護事業を手掛けている会社が販売してるので安心!
費用面でもリーズナブル!
月額費用が安いので長く使い続けるほど得。

介護現場の新たなニーズに応えるために機能が進化したり改良されたりしていく可能性もあるよね。」

「な…なるほど…」

LASHIC を導入した効果は?

LASHICは介護現場のニーズから生まれた商品なので、最初に導入したのは高齢者介護施設です。
この介護現場での効果の実績が住まいにも生かされているということですね。

高齢者介護施設での導入効果

高齢者介護施設

高齢者介護施設で導入したのは LASHIC-care というシステムです。
LASHIC-care には次の機器が含まれています。

・室内空間センサー(LASHIC-room)
・睡眠センサー(LASHIC-sleep)
・ナースコール(LASHIC-call)

LASHICを設置することにより、人感センサーや照度センサーで入居者の活動量や生活リズムを把握することができます。
また、過去のデータとも比較できるので、体調の変化などを察知することもできます。

そのため、例えば認知症の初期症状にいち早く気づくことができ、利用者の家族にデータを示しながら説明もできるなどのメリットがあり、効果をあげています。

住まいへの導入効果

介護現場での効果を踏まえ、LASHIC-careのシステムの中の室内空間センサー(LASHIC-room)を一人暮らしの高齢者の住まいへ導入するということですね。
2020年1月から訪問介護サービス利用者の自宅に設置しての実証実験が始まっています。

高齢者見守りセンサーLashicを導入して見守りサービスによる安否確認ができるようになれば、「万が一のことがあったら」という不安がかなり軽減される効果があると思います。

うちの場合、当面の不安が軽減されれば、今後母にどうしてもらうのが一番いいかについて余裕をもって考えることができるようになります。

とりあえず、1年ほど使い続けてみて、その間に他のいろいろなサービスも調べてみた上で各々のメリット・デメリットを整理して検討してみようかと思っています。

娘

「LASHICをしばらくこのまま使い続けるか、おばあちゃんの状態によってもう少し機能が追加されたサービスや少々高額でも駆け付けサービスがある別のサービスに変更するか…
これからいろいろ考えることがあるよね。」

「おっしゃるとおり…」

実は、こうして娘といろいろ調べたりするのが楽しみになってきているんです。
これもLASHIC導入の一つの効果かもしれませんね。

LASHIC の機能

LASHIC 機能

親宅に設置したセンサーで取得した情報をスマホなどで見ることができるというのがLASHICの基本的なシステムですが、AI(人工知能)を駆使した異常や予兆の検知機能も備えています。
このAIは介護現場で得たデータや事例を記憶、学習しており、それを基に様々な予測を行い、必要があれば通知します。

いろいろなセンサーとAIが連携

高齢者見守りセンサー LASHICLASHICは次のような機能を持つセンサーを内蔵しています。

・人感センサー(親の運動量や動きをモニターする)
・温度センサー(室内の温度をモニターする)
・湿度センサー(室内の湿度をモニターする)
・照度センサー(室内の明るさをモニターする)

センサーで取得したデータはクラウド(インターネット上)に保存されます。
ですから、専用のアプリ(無料)をインストールしたスマホで、いつでもどこにいても親の状況を知ることができるんですね。

過去のデータも削除されずにどんどん蓄積されていきます。
データはAI(人工知能)によって管理・処理され、AIは異常や予兆を発見し、予測も行います。
過去データと今のデータが比較ができるので、親の行動に何か変化があれば、AIの助けもあって早めに察知できる可能性があるんです。

これは上で紹介した介護施設への導入ですでに実証されているように、認知症の早期発見などでいずれ役に立つのではないでしょうか。
軽度認知障害(MCI)の段階で発見できれば、認知症の発症を遅らせるためにいろいろな対策ができると思います。

もしもの時のアラート通知機能

娘

センサーで集めた情報にAIが何か異常を検知すればユーザーのスマホにアラートを通知します。
熱中症アラート、カビ・ダニアラート、異常行動検知など。

アラートについて詳しくは次項の中の「異常を感知した時の通知機能」で説明します。
これは前もって設定した数値を下回ったり上回ったりした場合に異常と判断してユーザーのスマホに通知を送る機能です。
ユーザーが設定値を変えることもできます。

一定時間以上、対象(親)の動作がない場合、AIが検知してユーザーのスマホに通知する機能もあるので安心できますね。

続いて、スマホにインストールして使う専用アプリの管理画面について見ていきましょう。

アプリの管理画面

LASHICの専用アプリの管理画面にはセンサーを設置した部屋の現在の状態(温度、湿度、照度、運動量)が表示されます。

複数の部屋があり、LASHICをそれぞれの部屋に設置した場合でも、1つのアプリから表示したいLASHICを切り替えて操作することができます。
これは介護現場における多数のセンサー使用に対応するための機能ですね。

それぞれの画面を見ながら、簡単ですが説明していきたいと思います。

 ユーザーの状態画面 
アプリを起動すると表示される画面の「状態表示」をタップすると表示される画面です。
不在表示の他、温度・湿度、風邪ひき指数、照度、運動量が一目で確認できます。
各々の項目の円グラフ部分をタップすると各項目の詳細グラフ画面に切り替わります。

LASHIC アプリ

 温度・湿度詳細グラフ 
時刻ごとの部屋の温度・湿度が表示されます。
これらは普段見慣れているのでほぼ正常値の範囲がわかると思います。
数値が異常な範囲に入って通知が来た場合には、まず親に連絡をとって状況を確認することになります。
高齢化とともに高温を感じにくくなるという報告もあるので注意が必要です。

LASHIC アプリ 温度・湿度グラフ

 照度詳細グラフ 
時刻ごとの部屋の照度が表示されます。
ルクスで表示されてもなかなか明るさの実感がわきませんが、時間ごとの推移のグラフからだいたいの明るさがわかると思います。

LASHIC アプリ 照度グラフ

 運動量詳細グラフ 
時刻ごとの運動量が表示され、推移が確認できます。
現在運動量とその下に時間ごとの推移のグラフが表示されます。
現在運動量の数値だけ見てもよくわかりませんが、推移を見ると相対的に動作の量がわかります。

LASHIC アプリ 運動量グラフ

異常を感知した時の通知機能

前もって数値を設定しておくと、その数値を下回った場合、または上回った場合に異常と判断してユーザーのスマホに通知を送ります。
一定時間以上、対象(親)の動作がない場合、AIが検知してユーザーのスマホに通知する機能もあります。

LASHIC アプリ 通知機能

 室内温度異常アラート 
室温が設定値を下回った場合、または上回った場合に異常と判断して通知します。
親が通常の状態なら、当然、快適な室温に調整を行うはずです。
暑さを我慢してエアコンを使わないなどの場合は電話などで使うよう注意することができます。
高齢になると暑さをあまり感じなくなることもあるようなので注意が必要ですね。

 火事アラート 
室温が45℃を超えた場合に火事と判断して通知します。
いわゆる熱感知式の火災警報のような働きをするということですね。
普通の住宅でも住戸用自火報がついている場合がありますが、その場合はダブルで安心ということになりますね。

 熱中症アラート 
熱中症指数(WBGT値)が設定値を超えた場合に熱中症の危険があると判断して通知します。
高齢になると重症になるまで熱中症に気づかないケースもあるようなのでとても有難い機能です。

 室内湿度異常アラート 
室内湿度が設定値を上回った場合に異常と判断して通知します。
多湿状態が長く続くとカビなどが発生しやすい環境になるので、ある程度湿度が高くなったら換気をするなどの注意が必要です。

 カビ・ダニアラート 
カビやダニが発生しやすい環境として指数が設定値を超えた場合に異常と判断して通知します。
湿度だけから判断するのは難しい場合もあるので、これはありがたい機能ですね。

 室内照度異常(日中) 
日中(5時~22時)の室内照度が設定値を下回った場合に異常と判断して通知します。
日中に照度が低いということはカーテンを締めきった状態だと思われるので、何らかの事情で起きられない、動けない状態である可能性があります。

 室内照度異常(深夜) 
深夜(22時~6時)の室内照度が設定値を上回った場合に異常と判断して通知します。
寝ているべき時間に照度が高いということは照明の消し忘れも考えられますが、何らかの事情で電気を消すことができない状態にあるのかもしれませんね。

 異常行動感知 
夜に照明がついていない状況で30分以上の行動を感知した場合に異常と判断して通知します。
普通は真っ暗な部屋で動き続けるということはあまり考えられないので、何らかの変化が起こったのかもしれません。

 一定時間センサー未感知 
設定値を上回って行動センサーに反応がなかった場合に異常と判断して通知します。
具合が悪くて起き上がれない、怪我をして動けない、などの状態にあると思われるので早めの対応が必要になると思います。

もしも通知が来たら…

これらの機能で警告が出たとしても、全てが異常というわけではありません。
中には親のうっかりもあるかもしれませんね。

通知が来た場合、まずは落ち着いて電話やメールで様子を聞いてみます。
LASHICのためにコンタクトする機会が増えることによって、コミュニケーションがより密になると思いますよ。

また、徐々に行動が変化していく場合もあり、変化を早めに把握できれば、事故や急病などをを未然に防ぐことができるかもしれませんね。

LASHIC の設置はとても簡単!

LASHIC 設置LASHICはセンサー部分の子機とインターネットに接続するための親機(ゲートウェイ)に分かれています。

親機は無線LANとUSBポートを装備しており、家にWi-Fi環境があれば、すぐに使用開始できます。
親宅にインターネット環境が無い場合は通信端末セット(LTE通信端末)を月額980円でレンタルできるので設置に問題はありません。

親機と子機(センサー)とはワイヤレス(無線)の接続です。
特に何もする必要はありません。

親機とセンサーの電波が届きにくい場合は、有料になりますが適当な場所に中継器を設置しての対応が可能です。

親機をインターネットに接続したら、あとは親機と子機(センサー)を家庭のコンセントに接続するだけ。
子機は壁掛け、床置きなど自由な設置が可能です。

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高齢者見守りセンサーLASHIC の評価・口コミ

LASHICについての良い評価と悪い評価の口コミを紹介します。
合せて私が思ったこともコメントしておきます。

LASHIC の悪い評価の口コミ

グラフのデータの見方になれていないせいか、よくわかりません。
姿が見えるわけではないのでまだまだ不安です。
(55歳女性)

緊急通知があった時は親と連絡がとれなければ自分で親宅まで行く必要が…
親宅まで2時間ほどかかるので緊急時はちょっと心配です。
(49歳男性)

親宅が少々広いため複数の部屋に設置が必要です。
問い合わせたところ、設置台数分の費用がかかってしまうとのことでした。
費用面でうちはちょっと厳しいかもしれません。
(58歳男性)

悪い口コミのまとめ

LASHIC 口コミ画面は見やすく工夫されているとはいえ、グラフが表示されるだけです。
慣れないうちは表示される数値からは状況がよくわからず、不安の解消までには少し時間がかかるかもしれませんね。

2時間の距離があると緊急通知があっても対応に困りますね。
居住地が親宅から離れた場所である場合、近くに対応してくれる人を確保しておくか、緊急時駆け付けを含む別のサービスの利用が必要です。

確かに複数台の利用は普通に起こりそうなことなので、親機1台に子機が追加される形だとよかったとは思います。
広い家の場合は普段生活する部屋をなるべく1箇所にしてもらうなどして、1台ですませる工夫が必要ですね。

LASHIC のよい評価の口コミ

自宅のわりと近くで母が一人暮らしです。
何かあった時に知らせてくれるのはとても心強いです。
(58歳女性)

レビューを探してもあまりなかったのですが、よさそうなので購入しました。
スマホのデータは慣れるのに少し時間がかかりましたが、見方がわかってからはとても重宝しています。
(50歳男性)

不安がかなり解消されました。
過去データと比べられるのはありがたいですね。
(54歳男性)

よい口コミのまとめ

LASHIC 口コミ異常があった時の通知も安心材料の一つとなっているようですが、画面に慣れることができた場合は安心感が得られたという意見が多いようですね。

ある程度の期間使い続ければ、誰でも見方はわかるようになると思います。
期間を通して親の行動の変化に気づくことができれば、不測の事態もある程度避けることができるかもしれず、このメリットは大きいと思います。

「やっぱり日々の行動の変化には注意が必要だよね!」

「うんうん…」

LASHIC はどんな人におすすめ?

口コミを見ることによって、LASHICを導入するメリットがある人がわかってきましたね。
では、LASHICはどんな人におすすめなんでしょうか。

LASHIC がおすすめではない人

・ユーザー本人宅と親宅の距離がかなり離れており、異常通知があってもすぐに行けない人。
・やっぱり親の姿が見えないと安心できない人。
・親宅が広いなどで、複数の部屋にセンサーの設置が必要な人。

LASHIC がおすすめな人

・一定時間動作がないなどの異常通知があった場合、家族がすぐに行ける距離に親宅がある人。
・スマホ画面のデータを見ることで安心できるという人。
・親宅のセンサーを設置する部屋が1箇所ですむ人。
・まずは安価でセンサー型の高齢者見守りサービスを試してみたい人。

購入(導入)にかかる費用は?

LASHIC 費用LASHIC購入(導入)にかかる費用については、初期費用(19,800円)の他、運用費用(レンタル利用料)がかかりますが、支払方法は次の中から選べます。

① 年払い 11,760円/1回 (月あたり980円、年11,760円)
② 6ヶ月払い 6,600円/2回 (月あたり1,100円、年13,200円)
③ 月払い 1,200円/12回(月あたり1,200円、年14,400円)

ある程度続けないと効果についての判断も難しいので、1年間続けるとして、①の年払いが一番お得のようです。

LASHICの費用を他のサービスと比較してみると…

同じような高齢者見守りサービスと比較して、初期費用(19,800円)はやや高いんですが、運用費用(年払いで980円/月、月払いだと1200円/月)が安いので、1年以上使い続ければ負担感は最も少ないと思います。
長期で利用する可能性があるので、やはりコストパフォーマンスは重要ですね。

同じような機能を持った高齢者見守りセンサーをいろいろ調べてみたのですが、1年以上使用した場合、LASHICの費用が最も安いようです。

LASHICはなぜ安い?

介護現場のニーズに応じて必要な機能に絞ったことも他のサービスに比べて安い理由の一つだと思います。
また、自社(グループ会社)の介護施設で使用実績があり、業務の効率化などですでに成果を出し、開発費用をある程度回収したという判断で安価でサービスを提供できるという考え方もできると思います。

高齢者見守りセンサー LASHIC

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うちの家族が「高齢者見守りセンサー LASHIC」にたどり着くまでの道のり

ここでは、うちの家族が高齢者見守りセンサーLASHIC(ラシク)にたどり着くまでの道のりについて紹介していきたいと思います。
最初から高齢者見守りセンサーに決めていたわけではなく、いろいろな高齢者見守りサービスについて調べることから始めたんですね。
同じような悩みを持つ方には参考になることもあるかと思います。

まずはいろいろな高齢者見守りサービスについて調べることから始めました。

いろいろな高齢者見守りサービス

高齢者見守りサービスはいろいろな種類があるようです。

サービス付き高齢者向け住宅

サービス付き高齢者住宅ここ数年よく聞くサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)は見守りサービスがついた共同住宅です。
機能的には住宅型有料老人ホームに似ていますが、あくまでも賃貸の共同住宅ということで契約形態が違うようです。
建物内でデイサービスや訪問介護サービスを提供している事業所があるサ高住もあり、中には診療所が付属しているものもあるようです。

ただ、母はまだそういった住まいには入居したくないようです。

郵便局の見守りサービス

郵便局 見守り郵便局が月1回の訪問と日々の電話で体調確認をしてくれます。

ただ、月1回では急激な体調の変化には対応できないのではないかと思われます。
また、電話確認は自動再生の音声が流れてくるだけなのでかなり味気ないものだろうと思います。

警備会社の見守りサービス

セコムやALSOKなどの警備会社が提供している見守りサービスもあります。
見守られる人自らがボタン押すことによる緊急通報でスタッフが駆けつけてくれる警備駆け付け型のサービスも選ぶことができますが、費用もそれなりにかかるみたいです。

では、うちにはどんなサービスがいいの?

できれば、安価で日常の母の状態を確認できるようなサービスがいいと思っています。
となると、カメラなどの機器を設置するサービスでしょうか?

高齢者見守りサービス「そんなのダメに決まってるでしょ!
お父さんは1日中見張られているような生活で平気なわけ?」

「うっ…」

見事に一蹴されました。
親子なんだから…と安易に考えていたんですが…反省。

いろいろ調べてみると、カメラではなく人感センサーなどを設置して状況を確認するサービスもあるようです。
また、親が電気ポットを使用することで日々の安否を確認するサービスもあるんですね。
象印のみまもりネットワークかぁ…
今ではちょっと古いサービスになるようですが、面白いところに目を付けたもんですね。
勉強になるなぁ…

うちの場合、住まいは現状のままで、とりあえず、できれば安価で手軽に導入できる高齢者見守りサービスを試しに使ってみて、それを基に今後どうしていくか検討したいと思っています。
使い勝手に満足できれば、もちろんそのまま使い続けることでもいいと思います。

まずは、センサー型の高齢者見守りサービスの中から選ぶのがいいようですね。

センサー型の高齢者見守りサービス

高齢者見守りセンサー LASHICセンサー型の高齢者見守りサービスは、IoTの技術でインターネットを利用するタイプが主流で、主に生活する部屋に人感センサーを設置し、センサーが生活状況を自動的にチェックしてくれます。
一定時間親の動きが感知できなくなると、自動でユーザー(家族)に通知してくれる機能を搭載したものもあるようです。

センサー型の高齢者見守りサービスでは、部屋に設置したセンサーをインターネットに接続し、インターネット経由で取得したデータをスマホやPCで表示するということですね。
こうすれば、どこにいても部屋の状況を随時スマホで確認できます。

料金は初期費用+月額制のものがほとんどですが、サポートも期待できそうなので、こういった高齢者見守りサービスの場合は買い切り購入より安心感があると思います。
センサーを含む機器一式を購入するだけのものは費用は安くすむと思いますので、それで不安の無い人はそういう選択肢もあるかと思います。

高齢者見守りセンサーを使用する他のサービス

LASHIC以外で、他にも高齢者見守りセンサーを使用して見守りを行うサービスをいくつか調べてみましたので、紹介しておきますね。

まごチャンネル

セコム 孫チャンネルセンサー(子機)とインターネットに接続するための親機が別れてセットになっているものが多いようですが、「まごチャンネル」は親機と子機が一体になっています。
この「まごチャンネル」には子供宅から送った動画や写真を表示させる機能もあります。
初期費用:30,000円(税別)
運用費用:1,680円/月(税別)

これはこれで楽しそうですが、その分月額費用も少し高くなります。
まずはどうしても必要な機能に絞ったサービスを試してみようと思います。

 

ミマモリエ

ミマモリエフォトスタンドに、一人暮らしの高齢者の活動状況、睡眠時間、室温などをモニターし、ユーザーにメールで知らせる機能を内蔵しています。
室温等に異常があった時、親がボタンを押した時に緊急時メールで通知します。
初期費用:なし
運用費用:2,900円/月(税別)

導入時の費用はLASHICより安く、気軽にお試しで導入できますが、1年間使用した時点で費用は逆転し、以降は差が開いていきます。

 

以上のように、必要な機能を備えていることと運用にかかる費用を踏まえた上で、第一候補にあがったのが、高齢者見守りセンサー LASHIC(ラシク)だったんですね。

まとめ~LASHIC で安心、家族も幸せに

LASHIC 高齢者見守りセンサー 効果高齢者見守りセンサーLashicは、IoT(いろいろな機器がインターネット経由でつながって利用できる仕組み)の技術でユーザーのスマホから親の見守りを行います。

親宅に設置した様々なセンサーによって居室内の温度、湿度、照度、運動量、動きをモニターし、ユーザー(子)のスマホなどの端末機器に表示します。

前もって設定した数値を下回ったり上回ったりした場合や、一定時間以上、親の動作がない場合、AIが検知してユーザーのスマホに通知します。
過去データも蓄積されていき、現在のデータとの比較ができるので、親の微妙な変化なども察知できるため、不測の事態を避けられる可能性が高まります。

高齢者見守りセンサーLASHICを導入して見守りサービスによる安否確認ができるようになると、当面の不安がかなり軽減され、心に余裕ができるように思います。

その結果、うちの場合、今後、高齢の母にどうしてもらうのが一番いいかについて家族でいろいろ話し合えるようになれると思います。

そして、それが家族の幸せにつながっていくと思うんですね。

>>高齢者見守りセンサーLASHICの公式サイトはこちら<<

利用する上での注意事項

・年一括払いを選択した場合、途中解約しても残金の返金はありません。

・スマートフォンへの通知機能はApple社製端末用のアプリでのみの提供となります。
※2019年5月末現在の情報なので、確認の必要があります。

LASHIC を販売するインフィック株式会社について

高齢者見守りセンサー LASHIC 販売
高齢者見守りセンサーLASHICを販売するインフィック株式会社ってどんな会社なのでしょうか。
インフィック株式会社のグループ会社・まごころ介護サービスは、静岡県、神奈川県、埼玉県で介護事業を展開しており、LASHIC はそんな介護現場のニーズに基づいて開発した商品です。

2020年1月よりまごころ介護サービスが運営する介護事業所等と連携して高齢者独居宅で実証実験を行っています。
従って、その結果によってはいろいろ改善される可能性があるなど今後に期待できそうです。

将来的には、見守り機能の提供だけでなく、介護事業運営のノウハウを生かして運営者の立場から何らかのサポートも提供されるかもしれませんね。

LASHIC 開発のきっかけ

訪問介護サービスで訪れた家で利用者(おばあさん)が倒れていたことがLASHIC開発のきっかけになったとのことです。

離れていても利用者の状態を知る方法があればこのような事態を少しでも防ぐことができるかもしれません。
この何とかしたいという思いから、もっともニーズに合ったシステムをインフィック株式会社が自社で開発することになり、LASHICが生まれたんですね。

また、LASHICで業務の効率化を図ることによって、近年の介護スタッフの減少に対する対策としても効果があるとのことです。

高齢者見守りセンサー LASHIC

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